2014年、最も特許資産規模が多い企業は? 【全業種】特許資産規模ランキング

全業種の特許資産規模ランキングのトップは5年連続でパナソニック!

特許分析・調査会社のパテント・リザルトは2014年11月12日(水)、日本の特許庁に出願をしている「全業種」の企業を対象に各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「全業種 特許資産規模ランキング」発表しました。

このランキングは、2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計してランキング化したものです。

同ランキングによると、第1位はパナソニック。パナソニックは「LED照明」や「燃料電池」「加熱調理器」などの分野で注目度の高い特許を数多く持ち、この調査をスタートした2010年以来、5年連続で首位をキープしています。

第2位は、前年第3位だった三菱電機がランクアップ。三菱電機は、「空調機器」や「加熱調理器」「ナビゲーション」などの特許が見られます。。

第3位は、前年第4位だったトヨタ自動車。「ハイブリッド自動車」「燃料電池」「衝突防止」などの分野で注目度の高い特許が多く見られます。

上位10社で、前年より順位を上げた企業は、三菱電機、トヨタ自動車のほか、キヤノン(第4位)、ホンダ(第6位)、NEC(第8位)、リコー(第9位)、富士フイルム(第10位)。

キヤノンは「デジタルカメラ」や「複合機」、ホンダは「バイクや自動車の車体構造」や「燃料電池」、NECは「携帯電話の通信システム」、リコーは「複合機」、富士フイルムは「内視鏡、診断機器」などの分野に注目度の高い特許が見られます。

全業種 特許資産規模ランキング トップ10

※順位(昨年順位) 企業名 特許資産規模(pt) 特許権数

  • 第1位(1) パナソニック 254,377 6,526
  • 第2位(2) 三菱電機 189,513 5,388
  • 第3位(4) トヨタ自動車 161,524 5,150
  • 第4位(5) キャノン 154,599 5,728
  • 第5位(2) 東芝 151,964 4,423 
  • 第6位(7) 本田技研工業 109,171 3,701 
  • 第7位(6) シャープ 106,979 2,398 
  • 第8位(13) NEC 99,081 3,314 
  • 第9位(10) リコー 97,653 3,853 
  • 第10位(12) 富士フィルム 94,899 2,906 

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