世界で一番ビールを飲む国は？　2013年世界主要国のビール消費量 by キリンビール大学

2014年12月26日

2013年の世界のビール総消費量は、約1億8,881万kl2。28年連続で増加！

キリンビール株式会社が運営しているインターネット上の仮想大学「キリンビール大学」は2014年12月24日（水）、171もの世界主要国および各地域における2013年のビール消費量に関する調査結果を発表しました。

さて、1975年分から始まった同調査は、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査結果と、最新の海外資料に基づいたもの。

2013年の世界のビール総消費量は、約1億8,881万kl（前年比0.5％増、大びん換算で約2,983億本）。

これは東京ドームをジョッキに見立てると、約152杯分（東京ドーム1杯は約124万kl）に相当します。

2013年のビール消費量は、2012年に比べて約100万kl（大びん633ml換算で約16億本）増えており、28年連続で増加していることになります。

国別ビール消費量ランキングのトップは中国がランクイン。2003年から11年連続で第1位をキープしています。

次いで第2位はアメリカ、第3位はブラジルがランクインしています。

日本（前年比1.0％減）は、7年連続で第7位にランクイン。

なお、上位9位までは、昨年と同じ順位でした。

第10位には、ベトナム（前年比7.3％増）がランクインし、初めて上位トップ10入りしています。

また、ビールの消費量の増加率では、上位25カ国のうち韓国（前年比15.2％増）とインド（前年比14.1％増）が2桁のアップを見せています。

地域別で見ると、アジアにおけるビールの消費量は前年比4.8％増で、全体の構成比は34.8％（前年33.4％）へと拡大しており、6年連続で第1位となっています。

アジアの韓国（前年比15.2％増）、インド（前年比14.1％増）、ベトナム（前年比7.3％増）などが牽引した結果となっています。

国別一人当たりのビール消費量を見ると、チェコが21年連続で第1位。一人当たり年間で147.1リットルものビールを飲んでいることになります。

次いで第2位はナミビア（108.6リットル）、第3位はオーストリア（105.9リットル）でした。

日本は？と言えば、43.1リットルで第52位にランクしています。大瓶に換算すると年間に一人当たり約68本ビールを飲んでいることになります。

Beer sampler / QuinnDombrowski

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