地震による建物倒壊や火災、避難や救助などの活動が困難になる「総合危険度」のランキングと地図

東京都は2013年9月17日(火)、地震による危険度を測定した調査「第7回地震に関する地域危険度測定調査」を公表しました。

これは、地震による建物倒壊や火災、避難や救助などの活動が困難になる「総合危険度」を、都内全町の丁目5133地点ごとに5段階にランク付けしたものです。

地震に関する地域危険度測定調査(第7回)

同調査は東京都震災対策条例(当初は震災予防条例)に基づくもので、昭和50年に第1回が公表。その後、約5年ごとに調査が行われてきましたが、東日本大震災以降では初めてのデータとなります。

これまでの同調査は、建物倒壊、火災、それらの総合的な危険度で示してきましたが、今回は新たに液状化被害を多く見積もり、消防車などが通れる道路の狭さなど災害時の消火・救助活動の難しさも反映した評価です。

今回の地震に関する地域危険度測定調査(第7回)は、東京都が昨年の4月18日に公表した 「首都直下地震等による被害想定」とは異なり、特定の震源を設定していません。

都内全町の丁目それぞれの直下で、同じ強さの地震が起きたと仮定。建物の種類や構造、築年数のほか、地盤の特性、電気器具の使用状況などを踏まえて危険度を測定しています。

調査結果を見ると、危険度が高い「5」と評価されたのは全体の1.6%。これに次ぐ「4」は5.6%でした。

建物倒壊の危険が高い地域は、荒川や隅田川沿いの下町一帯に多く見られます。火災は木造住宅が密集している環状7号線沿いに、ドーナツ状に分布しています。

また、23区以外で危険度が4以上の地点はありませんでした。

日本国内はもとより、世界でもここまで徹底的な調査による詳細なデータはないと言われています。東京都内の方は、自分が住んでいる街、住みたい街を必ずチェックしておきましょう!

今回、公表された「地震に関する地域危険度測定調査報告書第7回」、及び「あなたのまちの地域危険度」パンフレットは、以下の東京都都市整備局のサイトからPDF書類形式でダウンロードすることができます。