イスラム圏の旅行先トップはマレーシア。非イスラム圏の旅行先のトップはシンガポール!

アメリカのマスターカードは2015年3月4日(水)、イスラム教徒の旅行に関する調査「世界ムスリム旅行インデックス2015」(Global Muslim Travel Index 2015)を発表しました。

同調査によると、イスラム教徒(ムスリム)に最も人気の高いイスラム圏の旅行先は、5年連続でマレーシアがトップ。

また非イスラム圏の旅行先のトップはシンガポールでした。

2014年は1億800万人ものイスラム教徒が旅行する巨大マーケット

今回発表された「世界ムスリム旅行インデックス2015」は、マスターカードと旅行会社クレセントレーティングが、100カ国の旅行先に関して調査・ランク付けしたもの。

具体的には、 安全な旅行環境、食事の選択肢とハラル確実性、礼拝所へのアクセス、空港施設、宿泊設備オプション、コミュニケーションのしやすさ、など9項目を調査・評価して総合スコアを算出・てランキング化しています。

さて、イスラム圏の中でイスラム教徒に 最も人気の高い旅行先にランク付けされたマレーシアは、今回で連続5年、首位をキープしています。

クレセントレーティンクによると、2014年にマレーシアを訪れたムスリムは590万人。2015年は、昨年より5%の増加が見込まれているそうです。

第2位はトルコ、第3位はアラブ首長国でした。

非イスラム圏の旅行先のトップとなったシンガポールは、華人系、マレー系、インド系が暮らす多文化国家です。

第2位はタイ、第3位はイギリス、第4位は南アフリカ、第5位はフランスでした。

日本の順位を見ると、前回の第40位から、一気に第11位へと大幅にランクアップしています。

クレセントレーティングは、イスラム教の教えに基づく「ハラール」対応は世界の旅行業界で重要な部分を占めていると指摘しています。

世界レベルで見ると、2014年に1億800万人のイスラム教徒が旅行しており、支出額は累計で1,450億ドルにものぼります。

2020年には、イスラム教徒の旅行者数は1億5,000万人、支出は2000億ドルへと増加することが見込まれているとしています。

現在、世界にるイスラム教徒(ムスリム)の総人口は16億人を超えており、世界の全人口69億人の約23%を占めています。

世界が未開拓の市場としてイスラム市場に注目しています。

世界ムスリム旅行インデックス2015

イスラム圏内の旅行先 トップ10

※順位 国名 総合スコア

  • 第1位 マレーシア 83.8
  • 第2位 トルコ 73.8
  • 第3位 アラブ首長国連邦 72.1
  • 第4位 サウジアラビア 71.3
  • 第5位 カタール 68.2
  • 第6位 インドネシア 67.5
  • 第7位 オマーン 66.7
  • 第8位 ヨルダン 66.4
  • 第9位 モロッコ 64.4
  • 第10位 ブルネイ 64.3

非イスラム圏内の旅行先 トップ10

※順位 国名 総合スコア

  • 第1位 シンガポール 65.2
  • 第2位 タイ 59.2
  • 第3位 イギリス 55.0
  • 第4位 南アメリカ 51.1
  • 第5位 フランス 48.2
  • 第6位 ベルギー 47.5
  • 第7位 香港 47.5
  • 第8位 アメリカ 47.3
  • 第9位 スペイン 46.5
  • 第10位 台湾 46.2
  • 第11位 日本 45.3

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