2018年版世界のベストエアライン トップ10 by AirlineRatings.com
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空港での一夜の過ごし方に関する情報を満載した「Sleeping in Airports」は2015年10月中旬、「ベスト&ワースト空港」(Best & Worst Airports of 2015)の2015年版ランキングを発表しました。
「Sleeping in Airports」のランキングは、通常の「ベスト&ワースト空港」に加えて、「一夜を過ごすのにベスト&ワースト空港」ランキングがあることが特徴です。
2015年、世界で最も快適に一夜を過ごすことができる空港と評価されたのは、シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi Airport)でした。
一方、一夜を過ごすのに最悪と評価されたのは、アイスランドのレイキャヴィク・ケプラヴィーク国際空港(Reykjavik-Keflavik International Airport)でした。
国際線の飛行機の乗り継ぎなどで、どうしても空港で一夜を明かさなければならないことがあります。空港ホテルに一泊する方法もありますが、どうせならコストをかけずに空港で一夜を明かした方もいるハズ。
近年の格安航空会社(LCC)の普及もあり、空港で一晩過ごす機会も増えているのではないでしょうか。
今や「いかに空港内で快適に時を過ごすことができるか?」は、世界のハブ空港にとって必須事項です。 「Sleeping in Airports」は、世界中の空港で一夜を明かす秘訣や空港ラウンジ、空港ホテルなどの情報が掲載されているサイトです。
毎年、ユーザーの投票によって「ベスト&ワースト空港」ランキングを発表しています。
「ベスト&ワースト空港」ランキングは、実際に空港で一夜を明かしたユーザーの投票、コメントとレビューによって、空港の「寝やすさ=sleepability」を決まるとしています。
評価の基準は、「サービス&施設」(Services & Facilities)、「清潔さ」(Terminal cleanliness)、「顧客サービス」(Customer Service)、そして「快適さ」(Comfort)とあります。
「快適性」(Comfort)とは、具体的には肘なし椅子の有無、静かさなど。「清潔さ」(Cleanliness)は文字とおり清潔さ。「顧客サービス」(Customer Service)は空港スタッフの接客態度など。「サービス&施設」(Services & Facilities)とは、フリーのWiFiの有無、24時間営業店(食事)の有無、シャワー、有料ラウンジなどです。
そして、「一夜を過ごすのにベスト&ワースト空港」ランキングは、「寝やすさ=sleepability」に特化したランキングです。
さて、一夜を過ごすのにベストな空港として第1位にランクインしたシンガポール・チャンギ国際空港は、通常の「2015年版 ベスト&ワースト空港」でも第1位に輝いています。
シンガポール・チャンギ国際空港の利用者の多くは、実は国際便のトランジット客です。 そのため、チャンギ空港では、長時間の乗り継ぎ時間があるユーザーが空港内で快適に過ごせるようにキメ細かいサービスが無料で提供されています。
これらを上手く利用すれば、乗り継ぎ時間が数時間あろうととも、疲れずに飽きることなく時間を過ごすことができます。
実際、シンガポール・チャンギ空港では至るところにソファやテーブルが置かれており、だれでも自由に利用できます。
また、仮眠&リフレッシュスペースもあちらこちらに配置されています。シェーズロング(長椅子)やフットマッサージ機も空いていれば自由に使うことができます
さらに、無料映画館まであります。WiFiも全エリアで利用できます。まず 「#WiFi@Changi」というWiFiネットワークを検索して、ログイン画面でシンガポールで使える携帯電話の番号を入力すると、ワンタイム・パスワードがSMSで送られてきます。そのパスワードを入力すると使用できます。
あるいは、サービスカウンターでIDとパスワードを発行してもらうこともできます。
参照: INTERNET ACCESS – Changi Airport
世界の空港利用者が「「一夜を過ごしやすい空港のベスト」と評価することの、納得です。
一方、ワーストと評価されたアイスランドのレイキャヴィク・ケプラヴィーク国際空港(Reykjavik-Keflavik International Airport)。
同サイトを見ると、あからさまに「睡眠禁止」と書かれたボードが非情です。