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イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE: TIMES HIGHER EDUCATION)誌は2016年9月21日(水)、毎年恒例の「THE世界大学ランキング2016-2017」(Times Higher Education World University Rankings 2016-2017)を発表しました。
今回、世界第1位の大学と評価されたのは、昨年は世界第2位だったイギリスのオックスフォード大学でした。
次いで第2位はアメリカのカリフォルニア工科大学。カリフォルニア工科大学は昨年まで5年連続で第1位をキープしていましたが、遂に一つランクダウンとなります。
第3位は、昨年同様、アメリカのスタンフォード大学でした。
世界大学ランキング指標には、様々なものがあり、世界各地の各研究機関によって、それぞれ独自の指標に基いてランキングが発表されています。中でも、この「THE世界大学ランキング」は世界で最も権威があると見なされている大学ランキングです。
「THE世界大学ランキング」は、教育環境、研究論文の引用頻度、研究者間の評価、教員スタッフ一人当たりの学生数など、5項目13の要素を基にランキング化しています。
第13回目の発表となった今年は、昨年同様、トップ800までのランキングが発表されました。
さて、第1位にランクインしたオックスフォード大学と第2位のカリフォルニア工科大学は、順位が入れ替わる形となりましたが、トップ10の顔ぶれを見ると、昨年同様、10校の内9校がアメリカとイギリスの大学で占められています。 トップ20を見ると、19校がアメリカとイギリスの大学で、その19校のうち15校がアメリカの大学で占められています。
アジアの枠組みで見ると、シンガポール国立大学が昨年同様、アジアの首位の座に付きました。シンガポール国立大学は、昨年の第26位から第24位へとランクアップ。
次いでアジア第2位は北京大学。昨年の第42位から、今年は第29位と大きくランクアップしています。アジア第3位は、中国の清華大学(世界第35位)でした。
日本の大学のランキングを見ると、昨年は世界第43位だった東京大学は、今年は第39位とランクアップしています。
とはいうものの、昨年アジアのトップの大学という座から第3位へとランクダウンして話題を呼びましたが、今年も順位を1つ下げてアジア第4位とランクを一つ下げています。
日本の大学で上位200校に入った大学は、東京大学と京都大学(第91位)の2校のみです。
さて、「THE世界大学ランキング」に限らず、各世界大学ランキングの順位には、これまで様々な批判があります。しかしながら、世界的に見れば、日本の大学は評価されていない傾向は続いているようです。
※順位 (昨年順位) 大学名
いわゆる「世界大学ランキング」は、毎年、複数のものが発表されていますが、この「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」による「THE世界大学ランキング」は、その代表的な指標の一つです。
元々、イギリスの「タイムズ」紙、付録冊子『The Times Higher Education Supplement(THES)』として公表していたもので、その後、「タイムズ」紙から独立した専門誌となっています。
2004年から2009年まではイギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ」(QS: Quacquarelli Symonds)社と共同でランキングを作成していましたが、2010年からは「トムソン・ロイター」(TR: Thomson Reuters)社と共同でランキングを作成しています。
「THE世界大学ランキング」は、各大学の教育環境(Teaching)、国際的な見通し(International outlook)、産業への寄与(Industry Income)、研究評価(Research)、論文の引用数(Citations)など、5分野13項目の評価でランク付けされています。
※ランキング作成方法詳細の参照: World University Rankings 2016-2017 methodology
学問分野別の研究者によるピア・レビュー(同一分野の研究者による客観的判断を仰ぐ評価方法)に重点を置いてる点に特徴があると言われています。
一方、「クアクアレリ・シモンズ」(QS: Quacquarelli Symonds)社は、独自の「QS世界大学ランキング」を発表しています。