時価総額、米企業が上位独占 日本勢じわり浮上 中国はトップ10の座失う

日本経済新聞は2013年10月12日(土)、9月末時点での世界の上場企業の時価総額ランキングを発表しました。

第1位となったアップルをはじめ、実に第9位までアメリカの企業でした。

その一方、中国企業は約8年ぶりにトップ10に入っていませんでした。

「時価総額」とは、株価に発行済みの株式数を掛けたもので、市場がつけた会社の価値を表していいます。同ランキングは、アメリカの調査会社ファクトセットの集計をもとに、世界の上場企業の時価総額(ドルベース)をランキングにしたものです。

アメリカとヨーロッパ先進国がトップ10を独占状態

アップルの時価総額は、アップル1社だけで世界の株式市場全体の1%近くを占めており、高いブランド力で世界に販路を拡大しています。

マイクロソフトは第4位、グーグルは第8位と、世界を代表するIT企業がトップ10入しています。

日経新聞では、「世界の上場企業の株式時価総額で上位の顔ぶれが変わってきた」「米国を中心に先進国企業の優位が鮮明」としています。

実際、ベスト10に入った企業の顔ぶれは、第1位から第9位までをアメリカの企業が独占。次いで第10位は、スイスに本拠地を置く大手医薬品会社のロシェとなっており、アメリカとヨーロッパという先進国の独占状態です。

先進国がトップ10を独占するのは、年末ベースで遡ると2005年以来になるそうです。

アメリカの企業が市場で評価を高めているのは、国際的なブランド力や製品の強い競争力にあります。

ITも(情報技術)や消費財などの分野でリードして、アメリカ国内に限らず新興国を含めた世界で広く利益を稼ぐという構図です。

一方、日本企業を見ると、トヨタ自動車は北米販売が好調なことから、昨年末の第27位から第15位へとランクアップしています。

次いで第73位に三菱UFJフィナンシャルグループ、第86位にソフトバンクが入っています。

世界の株式時価総額ランキング(2013年9月末)トップ10

※企業名の後の数字は時価総額

  • 第1位 アップル 4,331億ドル
  • 第2位 エクソンモービル 3,787億ドル
  • 第3位 バークシャー・ハサウェイ 2,799億ドル
  • 第4位 マイクロソフト 2,772億ドル
  • 第5位 ジョンソン&ジョンソン 2,442億ドル
  • 第6位 ゼネラル・エレクトリック(GE) 2,432億ドル
  • 第7位 ウォルマート・ストアーズ 2,407億ドル
  • 第8位 グーグル 2,399億ドル
  • 第9位 シェブロン 2,347億ドル
  • 第10位 ロシュ 2,324億ドル

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