2013年一夜を過ごすのにベストな世界の空港＆ワーストな空港ランキング

2013年11月14日2015年11月4日

世界で最も快適に一夜を過ごすことができるシンガポール・チャンギ国際空港

空港での一夜の過ごし方に関する情報を満載した「Sleeping in Airports」は2013年10月15日、「一夜を過ごしやすい空港ベスト10＆ワースト10」の2013年版を発表しました。

同ランキングによると、世界で最も快適に一夜を過ごすことができる空港は、シンガポール・チャンギ国際空港（Singapore Changi Airport）でした。

一方、ユーザーから最悪と評価されたのは、フィリピンの首都、マニラにあるニノイ・アキノ国際空港ターミナル1（Ninoy Aquino International Airport）でした。

長時間の乗り継ぎ時間も苦にならないシンガポール・チャンギ国際空港

国際線の飛行機の乗り継ぎなどで、どうしても空港で一夜を明かさなければならないことがあります。

空港ホテルに一泊する方法もありますが、どうせならコストをかけずに空港で一夜を明かした方もいるハズ。

「Sleeping in Airports」は、世界中の空港の、一夜の過ごし方に関する情報を満載したサイト。毎年、ユーザーの投票によって空港で一夜を過ごすのにベスト＆ワーストな空港のランクキングを発表しています。

評価の基準は「快適性」（Comfort）、「利便性」（Conveniences）、「清潔さ」（Cleanliness）、「顧客サービス」（Customer Service）の合計4つ。

「快適性」（Comfort）とは、具体的には肘なし椅子の有無、静かさなど。「利便性」（Conveniences）とは、フリーWi-Fiの有無、24時間営業店（食事）の有無、シャワー、有料ラウンジなど。「清潔さ」（Cleanliness）は、バスルームやフード・コートの清潔さ、「顧客サービス」（Customer Service）とは、空港スタッフの接客態度などです。

なお同サイトには、空港で一夜を明かす秘訣や空港ラウンジ、空港ホテルなどの情報も掲載されています。

さて、ベストな空港の第1位となったシンガポール・チャンギ国際空港は、利用者の多くが実は国際便のトランジット客です。

そのため、長時間の乗り継ぎ時間があるユーザーが空港内で快適に過ごせるようにキメ細かいサービスが無料で提供されています。

これらを上手く利用すれば、乗り継ぎ時間が数時間あろうととも、疲れずに飽きることなく時間を過ごすことができます。

実際、シンガポール・チャンギ空港では至るところにソファやテーブルが置かれており、だれでも自由に利用できます。

また、仮眠＆リフレッシュスペースもあちらこちらに配置されています。シェーズロング（長椅子）やフットマッサージ機も空いていれば自由に使うことができます

さらに、なんと無料映画館まであります。WiFiも全エリアで完備。「#WiFi@Changi」に接続して、ブラウザを起動。「Start Surfing」をクリックすれば、WiFiを無料で利用できます。

世界の空港利用者が「「一夜を過ごしやすい空港のベスト」と評価することの、納得！です。

一方、ワーストと評価されたのは、フィリピン・マニラにあるニノイ・アキノ国際空港のターミナル1。

ニノイ・アキノ国際空港には、全日本空輸以外の国外の航空会社が利用する第1ターミナル、フィリピン航空の全便が発着する第2ターミナル、セブパシフィック航空、エアフィル・エクスプレスの全便と全日本空輸の東京/成田便が発着する第3ターミナル、その他の航空会社が運航する国内線が発着する第4ターミナルの計4つのターミナルがあります。

ターミナル1は、一番古く、狭い上に老朽化が激しいターミナルです。