2015年旅行者物価が一番安い人気都市は？　「旅行者物価指数（トリップインデックス）2015」

2015年6月30日

世界最大規模の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」（TripAdvisor）は2015年6月17日（水）、観光地として人気がある世界40都市を対象に、旅行コストを比較調査した「旅行者物価指数（トリップインデックス）2015」を発表しました。

同調査によると、「旅行者物価の最も安い都市」のトップは、2年連続でベトナムのハノイでした。

一方、最も旅行者物価が高い都市は、メキシコのカンクンでした。

世界の旅行者に人気の40カ国・40都市の旅行者物価を比較！　一番安いのは2年連続でベトナムの首都ハノイ！

毎年発表されている「旅行者物価指数（トリップインデックス）」は、世界の人気都市で、2名が3泊の滞在で使う一般的な費用を比較したもの。

具体的には、海外からの旅行者が多い40カ国・40都市を対象に、夏期（6月～8月）における、各都市の現地での出費の平均値から算出。2名で3泊の旅行を想定し、4つ星ホテルでの3泊宿泊、計3カ所の観光スポットへの訪問、昼食と夕食、また夕食をとるレストランへのタクシー往復費用の平均値を合計しています。

旅行者物価の安い都市ランキングの第1位となったベトナムのハノイは87,699円でした。
のシャム・エル・シーク（98,256円）でした。

次いで旅行者物価の安い都市の第2位はポーランドのワルシャワ（88,560円）、第2位はエジプトのシャム・エル・シーク（98,256円）でした。

一方、旅行者物価の高い都市のトップとなったメキシコのカンクンは241,845円と、ハノイの約3倍でした。

つまり、最も旅行者物価が安いハノイは、最も高いカンクンの約1/3で旅行出来ることになります。

旅行者物価の安い都市ランキングの上位トップ10を見ると、東南アジアから4都市－－第1位のハノイ、第4位のバンコク、第7位のクアラルンプール、第9位のマニラと、4つの都心がランクインしています。

世界的に見ても東南アジアは、コストパフォーマンスの高い旅行先が集っています。

また、日本からの航空チケットが高くなるものの、意外にもヨーロッパにもリーズナブルに滞在できる観光都市があります。

第2位のワルシャワ（ポーランド）、第6位のリスボン（ポルトガル）、第10のベルリン（ドイツ）の3都市がランクインしました。

※昼食料金（郷土料理や人気料理を提供するレストランで、ごく一般的な昼食の2名分、ならびにソフトドリンクを2名分注文した料金の平均）、夕食料金（郷土料理や人気料理を提供するレストランで、副菜とメインのコース料理2名分、ならびに白のハウスワインのボトル1本）、タクシー料金（片道2マイル（3.218キロメートル）往復料金）、
観光料金（各都市の人気のツアーやアクティビティ2名分の料金の平均）、
ホテル料金（4～4.5つ星クラスのホテル1泊）、の価格を比較しています。