生徒の問題解決能力調査ランキング by 経済協力開発機構(OECD)
生徒の創造的問題解決能力調査の第1位はシンガポール、第2位は韓国、第3位は日本。アジアが上位を独占!
経済協力開発機構(OECD)は2014年4月1日(火)、生徒の学習到達度調査(Pisa)の2012年度版で実施した創造的問題解決能力に関する調査結果を公表しました。
同調査によると、第1位はシンガポールでスコアは562ポイント。次いで第2位は韓国、3位が日本(522ポイント)、第4位がマカオと香港。第6位が上海、第7位が台湾と、アジア諸国が上位7位までを独占する結果となりました。
一方、最下位となったのはコロンビアで、スコアは399ポイントでした。
経済協力開発機構(OECD)は国際経済全般について協議することを目的とした国際機関。今回の問題解決能力の調査は、解決方法がすぐにわからない問題を解決し、解決しようとする能力や意思を図る調査で、平均点が500点となるように問題を作成。
経済協力開発機構(OECD)加盟国28カ国を初め、調査参加国・地域は、世界44カ国(地域)。
問題解決能力における上位者の比率はシンガポールが29.3%、日本は22.3%でした。
なお、ニューヨーク・タイムズ紙など欧米のメディアには、PISAの結果に対して批判的な意見も出ています。
問題解決能力の平均得点のランキング トップ10
- 第1位 シンガポール 562ポイント
- 第2位 韓国 561ポイント
- 第3位 日本 552ポイント
- 第4位 マカオ 540ポイント
- 第4位 香港 540ポイント
- 第6位 上海 534ポイント
- 第7位 台北 534ポイント
- 第8位 カナダ 526ポイント
- 第9位 オーストラリア 523ポイント
- 第9位 フィンランド 523ポイント
参考URL
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生徒の学習到達度調査(PISA) PISA2012・問題解決能力の結果 – OECD
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