企業の人事が選ぶ大学ランキングの総合トップは、思考力に優れた京都大学

就職・転職支援の日経HRが新卒社員の出身大学のイメージ調査を実施した結果が2014年6月16日(月)付けの日経新聞(朝刊)で発表されました。

同調査は、上場企業3,540社の人事担当者を対象に、新卒社員の出身大学のイメージについて、「対人力」「知力・学力」「独創性」「行動派」「専門性・仕事力」の5項目ごとにランキング化されています。

総合評価が最も高かった大学は京都大学でした。第2位は神戸大学、第3位は大阪市立大学と、関西の国公立大学が上位を占める結果となりました。

上位の10大学のうち、私立大学は第7位にランクインした早稲田大学と第8位の慶応義塾大学のみでした。

徳島大学(第6位)や九州大学(第9位)など、地方の国立大学の健闘が目立つ結果となりました。

日経新聞の記事によると、京大出身者を新卒採用した企業からは「地頭の良さや論理的な思考力などの高さを評価する声が多かった。」「課題にぶつかったときの思考力を学生に求める企業は多く、京大の高い評価につながった。」としています。

総合ランキング第2位の神戸大も、京大と同じく論理思考力や高い教養などが評価されています。

第3位の大阪市立大学は、国公立の得点が低かった対人力の項目で比較的、点数が高くなっています。

第4位の筑波大学は、論理的思考ができるとの評価が全大学でトップに。

第5位の一橋大学は、学生の地頭の良さでトップの評価でした。

京都大学

By: sprklg

大きく差がついた京大と東大

その一方で、入学時の偏差値では京大とともに国内トップの東京大学の評価は第25位とかなり下位にとどまっています。

東大は「独創性」や「行動派」などの項目で、京大と大きく差が開いています。

京大と東大は、地頭の良さや高い教養などの項目では高い評価を得ていますが、個性やコミュニケーション能力への評価で差がついています。

「対人力」ランキングのトップは福岡大学。コミュニケーション能力で全体のトップだったほか、課外活動を積極的に取り組んでいるとの高評価。「対人力」の第2位は近畿大学、第3位は東京都市大学でした。

なお、総合ランキングでは全体的にランキング順位が低かった私立大学は、個別の項目では高い評価を受けた大学もあります。

企業の人事担当者が選ぶ大学総合ランキング トップ20

  • 第1位 京都大学 180.1
  • 第2位 神戸大学 158.7
  • 第3位 大阪市立大学 157.2
  • 第4位 筑波大学 155.3
  • 第5位 一橋大学 154.8
  • 第6位 徳島大学 153.3
  • 第7位 早稲田大学 151.3
  • 第8位 慶応義塾大学 149.5
  • 第9位 九州大学 148.3
  • 第10位 名古屋大学 148.0
  • 第11位 東京工業大学 147.4
  • 第12位 大阪大学 147.1
  • 第13位 関西学院大学 145.8
  • 第14位 工学院大学 142.6
  • 第15位 明治大学 141.7
  • 第16位 兵庫県立大学 141.1
  • 第17位 同志社大学 140.6
  • 第18位 千葉大学 140。0
  • 第19位 東京都市大学 139.9
  • 第20位 国士舘大学 138.7

参考URL

2014/6/16付日本経済新聞 朝刊