今、世界で最も幸福な国は？　世界幸福度ランキング2013

2013年9月13日2013年9月17日

2013年世界幸福度ランキングのトップはデンマーク

2013年9月9日（月）、国連のSustainable Development Solutions Network（持続可能な開発ソリューション・ネットワークは、世界156カ国に住む人々の幸福度を国別ランキングにまとめた「2013年世界幸福度レポート」（World Happiness Report 2013）発表しました。

この調査レポートは、2013年9月17日から開催される第68回国連総会に先立って発表されており、昨年の同調査レポートと比較して、より詳細な分析が行われています。

今回の2013年世界幸福度レポートは、国連事務総長特別顧問を務めるコロンビア大学地球研究所のジェフリー・サックス所長やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのリチャード・レイヤード教授をはじめとする研究者グループがまとめたものです。

評価基準は、過去3年間のギャラップ社世界世論調査をもとに、健康、個人の自由な選択、社会的支援、富裕度、健康度、人生の選択における自由度、困ったときに頼れる人の有無、汚職に関するクリーン度、同じ国に住む人々の寛大さなどの要素について、それぞれ0から10までのスコアでランクづけを行い、それらを総合したものです。

さて、2013年世界幸福度レポートで、世界で最も幸福度の高い国にランクされたのはデンマークです。

次いで第2位がノルウェー、第3位がスイス、第4位がオランダ、第5位がスウェーデンとなっています。

主要国のランキングを見ると、アメリカは第17位、イギリスは第22位、ロシアは第68位。21世紀の大国・中国は第93位と、かなり低いランクでした。

アジアという括りで見ると、アジアで一番ランキングが高かったのはアラブ首長国連邦の第14位です。その他、シンガポールが第30位、タイが第36位、日本は第43位でした。

この調査結果を受けてナショナルジオグラフィックなどのメディアは、幸福度の高い国々に共通する点を指摘しています。